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転職してどうだった? 生の感想を聞いてきました/渡岡優行さん

※年齢は取材当時(2018年)

「タクシーの仕事は、いい加減で出来る仕事ではありません。それに、トマト交通ならば年収500万円は現実です。」

 − 転職のきっかけを教えてください。


私は、鉄道会社に18歳で入社、26歳で福岡へ転勤になり、34歳まで勤めていました。

7年ほど勤めてきて、この先どうなるか、と考え始めた時に行き詰まりを感じました。

会社の雰囲気はよかったんですが、自分の中では満足出来ていませんでした。

目の前にある問題を変えて行きたくて声をあげたくても、組織が大きすぎて何も変えていけない気持ち、自分の力ではどうにもならない無力感を抱えていました。

− たくさんの職業がある中で、タクシーの仕事を選んだ理由は?


一度、広島に帰って仕事を探したのですが、給料、休みの条件が合うものがなかなか見つかりませんでした。

福岡の方が都市が大きいので、福岡で職探しをしてみることにしました。そんな時、求人サイトでトマト交通を見つけました。

交通関係の仕事には経験がありましたし、運転も好きだったので、タクシーの仕事ならばやれそうな気がしました。

トマト交通の「経験者はいりません」「年収500万円」という触れ込みが、かなりインパクトがありました。

未経験からスタートして3年で500万というのは他業種だと難しいと思ったし魅力でした。

− トマト交通で働いてみていかがでしたか?


研修や地理試験で大まかな道の名前は身につくまでは、他のタクシー会社と同じですが、実際路上デビューをして走っていくのに、「ベスト・ワン・ウェイ」システムは、道や信号を覚えるのにもとても役立つツールです。

無線の指示がありますし、「ベスト・ワン・ウェイ」システムがあることで、コンスタントに売り上げをあげることが出来ます。

「ベスト・ワン・ウェイ」システムをベースに自分なりに工夫していくことで、お客様を拾えるようになっていくことで面白みや自信を感じることが出来ます。

他の会社では、知識がないところに、とりあえず走っておいで、と言われることが普通だと思いますが、未経験者にとって、このシステムはすごくありがたいツールだと思います。

慣れてくると、ベストワンウェイシステムをベースに少し違った走り方をして、上手い人は一年くらいでワンランク上の使い方ができるようになります。この時間でこの辺りにお客様がいるんじゃないか、という読みが出来るようになります。

− 乗務がスタートして、現場はどうでしたか?


タクシーの仕事はきつい、と言われますが、それほどでもないと思います。

道がわからない時はお客様が教えてくれますし、自分から聞きます。それを重ねていくうちに、覚えられました。

大切なことは、きちんと体調を整えて仕事が出来るか、自分をちゃんと管理していくことが出来るか、です。

トマト交通に限っては、他者と違って無線の本数が桁違いにあるので、流し営業の必要がありません。

「ベスト・ワン・ウェイ」システムがあれば、福岡に馴染みがなくて道がわからなくても問題ありません。

よその会社よりは、早く確実に売り上げをあげられます。

私は2年目で500万円を達成することが出来ました。(※東京でも隔日勤務で2年半かなり頑張って500万が標準)

− 売り上げをあげるコツはあるのですか?


私の思うに、マメな人、コミュニケーションをしっかり取れる人は数字を出していると思います。

当然ですがタクシーの仕事はお客様に乗っていただいてなんぼです。一晩のうちに沢山乗って貰うことが大切。人が休んでいる間に働くこと、これが出来ている人は売り上げを上げられます。

− 福岡での生活はどうですか?


物価が安い。家賃が安い。買い物がしやすい。それに、アクセスが抜群にいいです。暮らしやすいです。

広島だと、ワンルームがだいたい4万5千円〜5万円が相場なのに対して、福岡は3万円で住めます。

休みの日はヤフオクドームまですぐなので、よく野球を見に行きます。

− 移住するのは大変ではなかったですか?


私はもともと福岡に馴染みがあったので、会社のサポートは頼らずに自分で手配しました。

住みたいエリアは決まっていたのですが、物件が多すぎてかなり迷いました。最終的には、仕事場への距離と交通の便の良さで決めました。

一人暮らしですが、安くて美味しい外食する場所は沢山あるので全く不自由はないですね。

− タクシーの運転の仕事についてどう思いますか?


最初は、運転は好きだったのでやれるだろう、という考えでしたが、この考えは甘かったと思います。

お客様の命を背負って運転をすることは大変なことです。仕事をするうちに、最初の自分の考えの甘さがわかってきました。

運転をしている時に、同業他社の方の事故や、同僚の事故を目撃する経験がありました。

いつでも自分にも起こり得る。
だからと言って、後悔しているということではありません。
自分の運転を見直すきっかけになりました。普段から、安全運転をすることの重要さを意識するようになりました。

事故なく、無事に帰ってくることの重要性、お客様を乗せて商売をすることに対する意識、どうしたらいいのか、少しづつ考えが変わっていきました。 

世間でのタクシーの仕事のイメージはあまりよくありません。私の親にも最初、体が心配だし、お金にもならない、やめなよ、と言われました。

でも、いい加減で出来る仕事ではありません。それに、トマト交通ならば年収500万円は現実です。

− これからの目標はありますか?


去年の4月から、内勤の仕事を任されるようになりました。

大変な仕事だけど、無理だったらドライバーに戻ればいいよ、と所長に声をかけていただき、やってみようと思いました。

ドライバーのままだと内勤の仕事の内容を知らないままでしたが、それを知ったことで、またドライバーに戻った時に違った考え方で働けると思います。

今はこれまでの経験を活かしつつ、将来的にすべての人からいろいろ相談される人になりたいです。(所長みたいに)

トマト交通に限っては、他社と違って無線の本数が桁違いにあるので、流し営業の必要がありません。「ベスト・ワン・ウェイ」システムがあれば、福岡に馴染みがなくて道がわからなくても問題ありません。 よその会社よりは、早く確実に売り上げをあげられます。


 

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